弊社グループは、弊社事業パートナーであるPhillip Capital Groupの傘下にあるAgility Partners Pte, Ltd.(”Agility Partners”という)と共同で、東南アジア・中国を中心として地域における不動産関連の投資アドバイザリー業務、不動産証券化及びファンド事業関連業務を行うための新会社「Agility Asset Management (Singapore) Pte. Ltd.」(“AAM”という)を、2019年1月31日に設立し業務を開始します。
弊社グループは、2016年7月より、Phillip Capital Groupを事業パートナーとして、日本の不動産に対するインバウンド投資運用事業を柱とした事業展開をするとともに、昨今における東南アジアを中心としたアジア地区における不動産に関する日本企業の投資事業展開の大きな潮流を受け、これをサポートする業務を行って参りました。今般、アジア地区における日本企業の投資事業展開の本格的なサポートを行うため、また、これら日本企業と共同して事業展開をするため、アジア地区のハブであるシンガポールにおいて、本事業の受け皿会社としてAAMを設立することとしたものです。
業務開始後、初年度は経済発展の目覚ましいベトナム及びタイを重点地域として、ホーチミン及びバンコクに、連絡拠点を展開して参ります。2020年度以降は、その他のアジア地域へと活動範囲を広げていく予定でおります。なお、新会社の資本構成は近々に弊社グループ持ち株会社のアジリティー・ホールディングス株式会社が、AAM(現在Agility Partners100%出資)の株式50%の第三者割当増資を引き受け、新体制をスタートいたします。
アジリティー・アセット・アドバイザーズ株式会社
代表取締役 海保 欣司
(Phillip Capital Groupについて)
Phillip Capital Groupは、1975年にシンガポールで設立された証券会社Phillip Securities Pte. Ltd.を中核とする金融グループで、現在、世界17か国に拠点を展開、証券、信託、銀行、保険、金融先物、金融IT事業等を展開しています。
弊社グループは、2016年7月から資本提携を行い、同グループの日本における不動産証券化、資産運用のプラットフォームとしての役割を担っています。
(Agility Partners Pte. Ltd.について)
Phillip Capital Groupが2016年にシンガポールで設立した会社で、シンガポールで100年近い歴史を誇る不動産鑑定評価会社CKS Consulting Pts. Ltd.を傘下におき、現在、東南アジアを中心とした地域で、現地有力企業との不動産鑑定評価会社のネットワーク「Agility Asian」を組織しているほか、不動産ファンド投資、不動産仲介等の事業も展開を行っています。
新会社概要
新会社名 | Agility Asset Management (Singapore) Pte. Ltd. |
---|---|
住所 | 250 North Bridge Road, #06-00, Raffles City Tower, Singapore |
資本金 | 25万シンガポールドル |
株主 | アジリティー・ホールディングス株式会社:50% Agility Partners Pte. Ltd.: 50% |
取締役 | 海保 欣司 Lee Tang Keat Teo Hock Hoe |
主務業務 | (1)日本国外における不動産資産管理業務 (2)東南アジアを中心とした地域に関する不動産投資アドバイザリー (3)東南アジアを中心とした地域における現地パートナー紹介業務 (4)東南アジアを中心とした不動産投資ファンド関連業務 (5)その他の関連業務 |
業務開始 | 2019年1月末(予定) |